新生児の赤ちゃんがよく泣くときの対処法は?抱きぐせがつくって本当?

おっぱいをあげても、おむつを交換しても、あやしてみても赤ちゃんが泣き止んでくれないと、お母さんは不安になってしまいますよね。

 

赤ちゃんが泣くたびに抱っこをしていると、周りから抱きぐせがつくと何度もいわれたりすることもあり、どうしたら良いのか悩んでしまうお母さんも多いのはないでしょうか?

 

今回は、私が長男を育児中に、小児科の先生にアドバイスされた事を参考に、0歳の赤ちゃんとの触れ合い方や、赤ちゃんが泣いてるときの関わり方などを紹介します。

 

この記事の内容

 

赤ちゃんは泣いて欲求を訴えるしかありません

赤ちゃんは、お腹がすいたときや、おむつが濡れているときなどの不快感を泣いて教えてくれますよね。それだけでなく、不安や退屈なども泣いて訴えます。

 

新生児の頃は、10ヶ月過ごしたお母さんのお腹の中との違いに不安を感じ、お腹がいっぱいで、おむつが濡れていなくても、なかなか泣き止んでくれないこともあります。

 

赤ちゃんが泣き出すと、早く泣き止ませないとと焦ってしまいがちですが、赤ちゃんが泣くのはコミュニケーションの一つの手段ととらえて、ゆったりとした気持ちで、赤ちゃんの要求は何かを探してあげることが大切です。

 

 

お母さんの焦りや不安は赤ちゃんに伝わってしまうと言われていますので、できるだけ周囲の人に協力をお願いし、すこしでもお母さんの気持ちに余裕ができる環境を整えてもらうようにしましょう。

 

我が家の場合、夜中に長男が、私が思いつく限りのことをしても泣き止まず、不安でオロオロしてしまったとき、子育てのベテランのおじいちゃんが、優しく声をかけながら、落ち着いた様子で抱いたとたんに泣き止んでしまったこともあります。

 

そのときに、お母さんの不安やあせりは、本当に赤ちゃんに伝わるのかもしれないと思いました。

生後2週間までは泣いたらおっぱい

おっぱいを飲んで2時間も経っていないのに、赤ちゃんが泣き出すと、おっぱいが足りていないのかなと不安になるかもしれません。でも、この時期の赤ちゃんは胃が小さいこともあり、1時間半くらいでおっぱいを消化してしまいます。ですから、頻繁におっぱいを欲しがるのが自然なことです。

 

また、頻繁におっぱいを吸ってもらうことで、子宮の収縮や、母乳の分泌、お母さんの心の安定につながる、オキシトシンというホルモンの分泌が促されます。

 

それに加えて、授乳の際に、お母さんの肌に触れることで、授乳そのものがスキンシップとなり、自然と赤ちゃんに安心感を与えることができます。

生後2週間まで、頻繁に授乳することは母子ともに沢山のメリットがあります。

 

ミルクの場合も、目をみて、優しく声をかけながら授乳することで、赤ちゃんに安心感を与えることができます。おっぱいというよりも、お母さんと赤ちゃんが沢山関わりながら、赤ちゃんの心に安心感を与えてあげることが大切です。

 

生後3週間ごろから、泣いたらおっぱいではなく遊びも少し取り入れて

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生後3週間ごろからできる遊びは、うつぶせ遊びがあります。

 

あかちゃんをうつぶせにというと、不安になるお母さんが多いのではないでしょうか。実際にうつぶせで寝かせることは、新生児突然死症候群の誘引の一つであると言われています。寝かせるときは、うつぶせではなく、あお向きで寝かせましょう

 

今回紹介する「うつぶせ遊び」は、赤ちゃんをうつぶせにした状態でお母さんが手を握っていることがポイントです。赤ちゃんをうつぶせにしたまま、目を離さないようにしてください。

 

まず、あかちゃんに優しく声をかけてからうつぶせにします。おかあさんも赤ちゃんと向かい合う形でうつぶせにねころび、両手をつなぎます。

 

赤ちゃんに「楽しいね」などと声をかけながらしばらく様子をみます。

赤ちゃんが泣き出したら、抱き上げて、おっぱいをあげます。

 

授乳の前に、赤ちゃんに刺激を与えて、エネルギーを発散してもらうことで、しっかりおっぱいを飲んで、排泄して、ぐっすり眠るという、生活のリズムが整いやすくなります。

 

「抱きぐせがつく」は誤解!昔はよく言われましたが間違いです。

 祖父母がお見舞いに来たり、祖父母の家に赤ちゃんを連れていったときに、「そんなに抱っこしたら抱きぐせがつくよ。」と言われ、戸惑ってしまうお母さんも多いようですが、抱きぐせを気にして、泣いている赤ちゃんをそのままにしておくのは、あまり良くありません。

 

 

以前は小児科でも、「泣いたらすぐ抱っこをくり返していると、抱きぐせがつくから良くない。赤ちゃんは泣くのも運動。」と指導されていたそうで、その頃に育児をしていた世代の方々は、どうしても抱きぐせという考え方が抜けないことが多いようです。

 

近年、赤ちゃんの発達などの研究が進んだことにより、赤ちゃんが泣いたら、赤ちゃんが泣いている理由は何かを考えてあげて、少しでも赤ちゃんの欲求を満たしてあげ、抱っこをすることにより安心感を与えることが、赤ちゃんのより良い成長につながるといわれはじめました。

 

おっぱいや、おむつ、気温や体調など、赤ちゃんが泣く理由は様々ですが、赤ちゃんが泣いたら、まずは抱き上げて優しく声をかけてあげることが大切です。

 

何をしても泣き止まず、いつもと様子が違うときは小児科に相談

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何をしても泣き止まず、泣き方や、表情、食欲や排泄などでいつもと違うとお母さんが感じたら、小児科に相談しましょう。

 

特にはじめての子育ての場合、赤ちゃんが泣き止まないと、どこか痛いのではないか?苦しいのではないか?と不安になりますよね。

 

私も長男が赤ちゃんのとき、夜中にいつもより激しく泣き、おっぱいをあげても、おむつを替えても、着替えさせても、抱っこをしても泣き止まず、不安になって夜間診療をしている病院に家族に連れていってもらいました。

 

でも、病院につくまでにケロっと泣きやみ、スヤスヤと何事も無かったように眠ってしまい、念のために診て頂いたのですが、異常は見つかりませんでした。小児科の先生は不安になったら、また相談しに来てください。と優しく教えてくれ、ホッとして帰宅したことがあります。

 

そういう経験をすることで、本当に心配な泣き方かどうかなど、自然と観察することができるようになりますので、はじめは不安な時は小児科の先生に相談するのが、お母さんのためにも、赤ちゃんのためにも良いと思います。

 

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